「ぼくのプレミア・ライフ」N・ホーンビィ(新潮文庫)

ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫)
乱暴にまとめると、ボンクラ音楽マニアを描いたハイ・フィデリティ(小説も映画も良い、ジャック・ブラック!! スクール・オブ・ロックのオープニングはハイ―のエンディングにつながってる!と思う)のサッカーバージョン、ただ音楽よりサッカーのほうがのめりこみ具合が酷くて素晴らしい。ゴール裏スタンド“テラス”で繰り広げられる悲喜劇、それも数十年にわたる大河ドラマ的スケールで描くボンクラ一代記。今年になって味スタに通い始めた自分にはジャストの内容だった。