2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「THIS IS ROCK !!」江口寿史(角川書店)

平成6年刊行の、マンガエッセイ、同年輩対談、ご近所マンガなどなど。

「恐怖への招待」楳図かずお(河出文庫)

談話をまとめた(?)という感じのエッセイ集。生い立ちとか科学とかSFとかもちろん恐怖とか面白いっす!

「東京大学応援部物語」最相葉月(新潮文庫)

ASIN:4101482241 理不尽に絶えることで濃密な人間関係を作り上げ、ついていけないことを「逃げた」という罪にしてしまうシステム。すごく気持ち悪いと思いつつ、高校の部活なんかを思い出したりして共感したり、でも何回も転職してる自分もいて嫌な気分にな…

「フェルマーの最終定理」サイモン・シン、青木薫訳(新潮文庫)

3世紀に渡って解かれることの無かった難問に挑んだ数学者たちの軌跡。そもそもの議論の土台となる数論のなりたちから、その謎を提出したフェルマーの生涯、そして現代に生きる現役の数学者アンドリュー・ワイルズの苦悩と栄光まで、丹念に積み上げられる美し…

学生時代のウェイターバイトに今さら戻るという夢を見た。おばさま三人組のオーダー(紅茶三つ)を受けてカウンターに通し、あ、水出してない!とか灰皿下さいだとかに不安まるだしのぎこちない接客。下げ物をキッチンに持っていったら当時世話になった人と…

「映画のこわい話」黒沢清(青土社)

黒沢清対談集。青山真治に始まりハスミンで終わるという鉄壁の布陣。 青山真治が自分の頭の中の中高生に向けて―と言ってたのが印象的だった。

「笑う警官」佐々木譲(ハルキ文庫)

道警を舞台にした24時間のタイムリミット&チーム物ミステリ。見た目濃い味だけど意外とあっさりみたいな。

サーチナ-searchina.net

リカちゃんインタビュー(笑。狂ってる。 段取りできないダメ編集者時代にコラム原稿が来なくて、勝手に著者インタビュー(もちろん架空の)やったり、マンガの欄外をマンガ作者の人との対談(博士と助手、もちろん架空)で埋めたり、いろいろやってたんです…

「ミッドナイトイーグル」高嶋哲夫(文春文庫)

グイグイ引きこまれて一気読み!なんだけどうう…釈然としねえっす。

「双生児」クリストファー・プリースト著、古沢嘉通訳(早川書房)

面白い。でも解説読んで全然わかってないことがわかって再読開始。そしたらぜんぜん違って見える。面白い。でも(無限ループ)

「麻雀放浪記」阿佐田哲也(文春文庫)

麻雀全く分からないけど楽しく読めた。積み込みとか全自動だとできないのかな。

「ぜんぶ手塚治虫!」手塚治虫(朝日文庫)

いつも手塚関連で気にするのはある漫画家さんの名前が出るか否か。ここでも出てきてない…と思う。

「圓生の録音室」京須偕充(ちくま文庫)

川柳川柳師匠の元師匠。「突飛な芸人伝」を読んで感じた気難しそうな印象は変わらずというかホント堅物で食えない感じが怖いと思った一方で、表面に出てこない人間的魅力をうっすらと感じることができた。ぜひ落語を聴いてみたい…そういえば円生の「文七元結…

渚音楽祭

PARAをキチンと聴きたくて昨日行ってきました。やっぱ素晴らしい。5拍5拍5拍4拍みたいな分かればシンプルでノリやすいけど、身体に自然とは言いがたいリズムを楽譜を見ながら神妙に演奏する姿に、拘束された中で最大限の自由を追求し謳歌する諧謔的な快感を…

朝霧Jam

土日で行ってきました人生初フェス初キャンプ。ブレーカーとかリュックとか銀マットとか懐中電灯とか折りたたみ椅子とかとかグッズ購入に精一杯で出演者チェックゼロ。PARAとか現場で知ったよ。山本精一なのかと! 1曲半くらいしか聴けなかったけど強烈な印…

「日本映画に愛の鞭とロウソクを―さらば愛しの名画座たち」快楽亭ブラック(イーハトーヴ出版)

近所の古書店で発見。91〜98年までの映画評。大学時代とほぼ重なってるので懐かしく読んだ。原一男に渡辺文樹を追ったドキュメンタリーを撮らせたいとの一節にガンダーラ映画祭のことを教えればよかった!と今更な後悔。いや連絡先知りませんけども。

「世界の喜劇人」小林信彦(新潮文庫)

近所の古書店で発見。灯台下暗し。