「グミ・チョコレート・パイン パイン編」大槻ケンヂ(角川書店)

笑いがあり涙があり、そしてなによりエロがある! さらに冒険アクションロードムービー(?)になるのだからたまらない。最後には「人間捨てたモンじゃないな」と思わせてくれる。そして「辛くとも死ぬな!」。
冷静になれるわけがないダメさ加減に痛そうな部分は思わず流し読みしてしまったので物語の詳細は不明なのだが傑作であることは間違いない。共感した部分とかがあまりに赤裸々で己の恥ずかしい性癖とか、過去とかをビシビシ刺激してくるので全くもって人に伝えづらい素晴らしさなのだった。