「Bootleg」

多くの方が入手できなかった本なのでレビューは気が引けましたが、重版決まりらしいので自信をもってオススメします。僕は二日酔いの友人たちを見捨て独り蒲田へ向かいゲットできました。
Bootleg」を手にして、まず目当ての記事を読む。他に引っかかる記事を読む。またパラパラやって…っていう繰り返しが自分なりの「発見」を誘発する“雑誌”になってることに気づいて、そんな体験久しぶりで本当に嬉しかったっす。
企画ごとに小見出しのアイコンやページの背景変えたり、鉄板(テクスチャー最高!)作品リスト足したり、関連画像発掘してコラージュしたり、絶妙なキャプション入れたり、48作ヒロインリスト作ったり(友人たちに大好評!)、イラストページ入れたり、怪文書(千葉文書)入れたり、さまざまな工夫が生みだすリズムがパラパラをやめさせてくれません。
あとがきで侍さんが書いてたムックの頃の「映画秘宝」や「TRASH-UP!!」へのリスペクトだけじゃなく、雑誌っていう媒体への感謝と敬意と提案を感じました。
今回は並んだので吟味せずに買った方もいらっしゃるかもですが、手に取ってこそ欲しくなる雑誌に仕上がってると思う。なので侍功夫さんには「おいら次もがんばるよ!」と思って欲しいです。