最近観た映画

崖の上のポニョ」(原作・監督・脚本:宮崎駿
波を走る少女を観て劇場に来てよかったと思いました。「人面魚⇔…」の変身は「少女⇔老婆」より納得できたし可愛らしかった。そして水浸しの世界が素晴らしい。千と千尋、パンダの街、カリ城の遺跡、コナンの水没ビル群…宮崎アニメおなじみ?の破滅後の開放感がありました。男の子が両親を呼び捨てにしてるのに違和感があったんだけど彼は拾われた子供だったのではないかと思った。港町はそういう擬似家族で成り立ってる、そんなつくりものっぽさがあった。コナンのハイハーバーみたいな…。老人ホームの刈上げ偏屈老婆は陸に上がった人魚で今は歩けなくてって設定だったんじゃないかなぁ―テレビシリーズにした方がいろいろ書き込めてよかったんじゃないかと思いました。
クライマーズ・ハイ」(監督:原田眞人
見た後に原作読んだら映画の方が抑制が効いてて良いと思いました。
HOT FUZZホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-」(監督・脚本:エドガー・ライト
平日の昼間に渋谷で観たら年齢層が高くてびっくりしました。悪役たちに対する容赦ない仕打ちがそういう客層にも受けてたのが面白かったです。しかしチケット売り場で時間ギリギリなのに座席指定でもたもたするのは嫌だなあ。早く行けばいいんですけどね。
このほかにThe Bank Jobを小さな画面で。なぜかついてたオランダ語字幕は当然読めず貧弱なリスニング力と想像力で補いましたが面白かったです。