「スチームボーイ」

もう始まった瞬間から帰りたくてしょうがない。こんなこと思ったのって「メトロポリス」以来。子犬を殴ってフォロー無しのヒロインとか熱いのか冷たいのかハッキリしない蒸気とか奪い合うボールの扱いとか瓦一枚一枚を描写するのに動作を描写しないでセリフで済ますとか杜撰だな〜とず〜っと思いながら見てた。でも「メトロ〜」もこの作品も一般的な評価は高いみたいなので帰りの電車の中で一概に否定するモノじゃない、モー娘。とかGLAYとか女子十二楽坊とかハカセタロウとか、個人的には全く興味のない人気モノがあってそれかもしれないと思った。コチラが楽しむ感性に欠けているということなのだ。「超人ロック」とか「スペースアドベンチャー コブラ」と好きだった身としてはSFアニメ映画見るのに躊躇するってのは悲しい。例えが違うか、「AKIRA」とか「老人Z」とかは全然オッケーなんだけどなぁ。