#20「鴨を酔わすな」1863.4.21(文久三年)大坂

弱気な酒乱の芹沢、悲しい。多摩の踊り(土方の美声!)で盛り上がる座敷の片隅で沈む。その悲しみをガッチリ受け止める近藤。佐藤浩市に負けてない香取くん、なんかどんどん存在感が増してる気がする。盛り上がってきた。
悪女っぷりを存分に見せつけるお梅。沖田を誘惑「今度おしえてあ・げ・る」「お水いただけますか?」。
会津藩に逆切れの芹沢、一理ないこともないけど無茶だ。大倉孝二だ! 甲本雅裕だ! オダジョーやられちった。「サイヨーです!」山南さん今までで一番声を張ったセリフじゃないか。佐々木功ささきいさおも登場。
幕末太陽傳」で石原裕次郎高杉晋作)がうなってた「三千世界の〜」で登場の龍馬。4/13に佐々木只三郎に清河斬られるの報をもたらす。「命は大事にせんとニャー」。
座敷に、近藤、土方、芹沢、新見、そして龍馬と桂が卓を囲むありえない酒宴。尊皇といいながら幕府に従うことの矛盾をつかれ桂にやりこめられて凹む芹沢。桂も龍馬に図星を指されて苦虫。新見と土方、二番手同士のやりとりもあり、それぞれが火花を散らす豪華な見せ場だった。