「納涼談志寄席」

録画を見た。談志の演目「金玉医者」。
http://www.danshi.co.jp/enmoku.htm
僕は医者の手つきに弱い。手つきというか言動や目つきとか表情とかの全体だ。診療という行為に接するとぐっとくるのだ。この弱さというか快感というかたまらなさっていうのは全く個人的なもので理由はわからないけど物心ついたときからっていうぐらい記憶があって、大人になったら忘れてしまうだろうな、などと思っていたんだけど、未だに残っているというか、快感のスイッチをコントロールできるような気にすらなってきてる。で、家元の噺でそのスイッチ押されまくりだったのだ。「ブラックジャック」のある擬音があって、それだけを探して読んだりしてたんだけど(17巻が最高)、落語でもいいのか自分。こういう快感の感覚を共有できたことってないんだよなあ。ぼんのくぼがジーンとしびれる感じ。なんなんだろうか。