日本語の外へ片岡義男(角川文庫)読み中。以前挫折したので第2部「日本語」から読み始めた。英語の論理性とか、面白い。追記:めちゃくちゃ面白い。議論してるのに責任を回避して相手の物言いに追従して自分は何も言ってないことに気付かない人を日ごろ相手にしてるので溜飲が下がりました。
ヒストリー・オブ・バイオレンス」=「寅さんのその後」説を思いつく。所帯を持ち田舎でひっそりと暮らす寅、美しい妻、たよりない息子、可愛い娘と平凡な生活を送っていた。ある日、彼が営む団子屋に二人の暴漢が現れる。従業員と客が危ない、とっさに啖呵を切って親分さんと意気投合。朝まで酒を酌み交わす。噂が噂を呼んで粋な兄ちゃんの団子屋は大盛況。ローカルテレビ局などで紹介される寅、その画面を東京のスナックで見上げるのは酔いつぶれた源公だった――