Manuel Gottsching "E2E4"

E2 E4
久々に聴いた。延々と溶けてくイメージ。心地よい反復にひたっていると時間の感覚が麻痺してくる。それはやがて全身に広がって…。絵画で言うとヴァザルリほどシステマチックでもなくポロックに近い感じがする。ドリッピングトリップ。文学だと難しいな。反復のみで構築された作品っつーと思い浮かばない。酩酊感は池澤夏樹の…題名失念、それを言ったらなんでもあてはまるきがする。春樹を読むと身体が5センチ浮き上がると言った友達の言葉も思い出したりして。あ〜絵本にありそう。「まがる」とかまあ繰り返しという意味ではありか。百万回―も百万回の繰り返しだけどドラマチック過ぎるかな。映像だと…もういいか。わかんないや。絵画と音楽は近いのかなってことで。
イーノの「繰り返しは変化である」に倣えば、保守は過激!安住こそラジカル!無為即ち戦いだ!