「相棒」

傑作。バレバレの殺人をなぜ2話引っ張るかな〜と思ってたら衝撃の結末、最悪の状況の中の一筋の、しかし強靭な絆、しかもその絆を見届けるのが刑事二人…完全に主客逆転してた。殺人者の論理に沈黙する杉下右京、意外だったし嬉しかったな。
頭の悪い悪女かと思われた羽田美智子が無垢な被害者へと変貌するラストの展開はスリリングだった。岡田浩暉は「彼女が死んじゃった。」5話にも出てたし良い作品を見分ける目安かも。
前回から見返したら腑に落ちる点がありまくり、殺される作家は「やめろ」って言いつつ観念してるし、男女は逃げ切る意思なんてないし、録画してなかったら伝わらないだろっていう。贅沢…なのか。個人的にはこういうの嬉しいけど。
鑑識の人(六角精児)「酒で失敗して女房に逃げられたもんですから…」。
水谷豊と竹中直人のからみは無しのまま来週から本庁へ戻ることになった特命係。今後に期待。
今まで迷ってたけど、今回のを見てCMカットしてDVD保存決定。「マンラブ」以来だな。「新選組!」CMないし。