「マティス展」(国立西洋美術館)

混んでたけどときどきポッカリと作品前が空くのでアチコチでじっくり見ることができた。
最後の部屋にある切り貼りの作品に驚く。ポップで開放感があって楽しくなるデッカイ作品。そこにたどりつくまでの展示を見てると淡い色彩で背景と対象物をなじませてる作品と、派手な色使いで対象物にクッキリと枠線を引いてる作品の二つに分けられて、切り貼り作品は後者を突き詰めた感じか。
ラインはバッチリ、あえて崩したバランスの平面的なフォルムも心地よい、色彩の良し悪しって良く分からないんだけど濃いブルーが印象に残った。
楽しかったけど疲れた。時間があったら二度三度足を運びたいと思います。
展示スペース間の移動時に、通路の細い階段を昇降しなければならないのでご年配の方はちょっと大変かもしれません。