NHKスペシャル「疾走ロボットカー 〜アメリカ軍の未来戦略〜」

昨日のNHKスペシャルは面白かった。ネバダの砂漠で行われた無人で走るクルマのレース。無人といってもリモコンではない。人工知能で路面状況やコース自体を把握し決められたポイントを通過しながらスピードを競うというもの(※火曜深夜に再放送あり)。
主催が国防省、兵器としての使用が前提となっていることを除けば世界規模のロボコンて感じで非常に魅力的なイベントになる可能性を秘めている。
誰でも考える事だがF1やMotoGP人工知能部門ができるだろう。走りながらデータ解析してセッティング変えたり耐久レースのピットワークで知能乗せ替えたり、人工知能の移籍情報がストーブリーグをにぎわしたりして、というか複製可能か。同型の人工知能が別メーカーのマシンで対決!とかいいかもしれない。でも毎回シャンパンファイトで壊れるんだけどな。雨対策で防水してるか。
話はそれるが二足歩行ロボットのオリンピックとかもありそうだ。直線で100メートル走るんなら簡単そうだけど、人間を超えるのはいつの事になるのかな。
軽量化と空力のため骨組みむき出しのグロめのルックス。重心となる人工知能は身体の中心部で股間の上部あたりに置く(安定のため股間からぶら下げたタイプもアリかも、股間の振れが腕の代わりになるかもしれない)。なので頭部はない。バランスを取るために腕も必要かは各国によって異なるだろう。兵器使用を前提とするなら外見は人間に似せなければならないが…。
あとピッチかストライドかも大問題だ。ケンケンの方が速かったりして(ピクサー!)。一歩で100mジャンプするのは当然違反。最低歩数制限を設ける必要があるな。カール君もだめ。足の回転を速くして歩幅を広くするのが理想(なのか、よくわからん)。
太陽電池を動力源にすると空力とか一気に難しくなりそう。んで行き着くのは永遠に歩き回るロボットだけの世界ってことで。
オリンピックには関係ないけど縄跳びロボットも大変そうだ。縄をリズミカルに回しながら飛ぶ。人間の場合縄見ないから、リズムを前提にした予測を含めた計算で飛ばなくてはならない。
ロボットで31台30脚、大きいロボや小さいロボが力を合わせて感動の…もういいか。