〈労働−セキュリティ−信仰〉
http://www.socion.net/soul/index.php?itemid=304


「勝ち組になりたい多数の負け組」をフレキシブルな労働力/消費者として市場に組み込んでいる
マイケル・ムーア「おい、ブッシュ、世界を返せ!」
http://www4.ocn.ne.jp/~temp/mam.htmlより孫引き。

世の中のシステムは少数者のためにできていて、
そこにあなたの名前はない。
いまも、これからも、永遠に。

このシステムは実に上手くできているから、
ほかのことでは常識ある勤勉なひとたちも、
つい見込みがあると信じてしまう。
ニンジンはすぐ目の前にあって、匂いだってかげる。
いつかは君もこれが食べられるんだよ、というシステムの声に
そそのかされ、消費者にして納税者の集団は嬉々として
金持ちの権利の為に戦う。
金持ち優遇政策で国の税収が何十億ドルと減り、
自分の子供が荒廃しきった公立学校に通い、
金持ちの石油利権を護りに行く戦いで死ぬはめになっても、戦い続ける。
消費者にして納税者は血肉を分けた子供の命まで捧げるのだ。
富裕層を幸せに太らせ続けるために。
いつかは君もこのテーブルにつけるよ、と約束してくれる金持ち連中のために。

酷い事になってるのか、それとも元々こうなのか。